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2017.04.22(土)
渋谷:B.Y.G
「遠藤賢司ひとりぼっちの純音楽 その26 番外編」



●嘘の数だけ命を燃やせ

●ちゃんとやれ!えんけん!
エレキギターとドラムの同時演奏



「今日の僕自身のテーマは『挑戦』です。
オジー・オズボーンとモーターヘッドがライバルです。昔から好きなんです。
ハッキリしてて気持ち良くて。なんかかわいいんだよね。
レミーは昔、Hawkwindっていうバンドやっててその頃からすごく好きで、そのうちにモーターヘッドというバンドを作ったんですけど。毎日それを子守唄に聴いてます」


「今日も生意気なことを言いますけど、簡略化された象形文字、つまり漢字とそれを中立ちする平仮名と片仮名で、ちゃんと歌います。エンケンですよろしく」






「(『けんちゃんのピアノ画』の歌詞カードを広げて)綺麗な歌詞カードでしょう」


「薬の関係で一時間に1回くらい起きてしまって、その度に『けんちゃんのピアノ画』を小さく掛けながら寝るんです。
3曲くらいで寝てしまうんですけど、また次起きた時は5曲目くらいに寝てしまうらしくて、どんどんどんどん長くなってきて、最後はカレーライス奇想曲とかその辺まで行って。
子守唄がわりに毎日聴いてます」


「これが中に入ってる歌詞カードなんですけど、大友良英くんが物凄いデザインですよね。
これは彼が書いた楽譜で僕が彼に頼んだんです。
絵でも何でも、自由に弾くところがあるから読み取れなくても何でも書いてくれって。そしたらこんな綺麗な絵を描いてくれて。
他の曲はまだ取りやすくて譜面として皆が綺麗に書いてくれてます。
これを眺めると、嬉しいなぁ。ずっとやってきて良かったなぁって思います」






「これも生意気なことを言いますけど、日本のクラシックって、ただ早く指が動くだけで「どうだ!俺は技術があるだろう!」って言葉が無い気がする。全く無いんだよね。
なんか負けまいと向こうのマネを一生懸命やってるだけのような気がする。そうじゃない人もいるんだろうけど」


「僕は左手がゆっくりしてるのが好きで、何故かというと僕は左手があんまり得意じゃないから。
ギターはいくらでも弾けるんだけど、ピアノはこれから鍛えていこうかなって思ってるんだけど。
色んなことを研究してて、その内活かそうかなと思ってるんだけどピアノは大好きなんだ」


「言葉の無い曲をなんでこんなにこの国は作るんだろうなって。
さっきも言いましたけど、象形文字でもなんでも良いから…そういう音楽を聴きたいなと思ってそこからこの国は始めたら良いんじゃないかなって思いながら」


「勿論僕のピアノは拙いんだけど、そこが良いんだよね。たどたどしくて。そういう曲が聴きたいよ。たどたどしくて心を込めた曲が聴きたい。技術のひけらかしじゃなくて。
そういう曲は世界中に掃いて捨てるほどあるでしょう。所謂ロックでもフォークでも沢山あるでしょう。そうじゃないんだよ」


「俺がモーターヘッド好きなのはそこもあるんだよね。「来てくれてありがとよ!」ってガーッてぶっ飛ばして、物凄い技術だよ。
俺も負けてない。全然負けてない。一人でモーターヘッドやろうと思ってる」


「でもレミーさんは死んじゃって残念だった。
1度対決したかった。俺は一人で良いんだ。レミーさんはバンドで良いんだ。
今は死んじゃったから言えるんだけど、目の前に来たら恐くて言えない。あの迫力だからね(笑)」





「曽我部くんが凄いと思ったのは、うちで練習してて、俺が21とかそのくらいに作った曲『猫が眠ってる』を次来た時には自分の物にしてるんだよね。
曽我部とは感覚とか求めてる物が似てるんだなって思った」





「『けんちゃんのピアノ画』には、言葉がいっぱいあります。でなくちゃ嘘だもんね。
難しくて今日は弾けないんだよね。その時弾いて書いておいて、またやろうとすると大変なんだよね。
ほとんどスタジオで作った記憶が多くて、今日やる曲もほとんどそうなんだけど、例えば今日やらないって言った曲はもしかしたらクアトロではやれるかもしれませんが」



「『こけし頭の女の子』とか可愛い曲が沢山あるんですよ。
『マリモ幻想曲』は芥川龍之介さんの息子さんで芥川也寸志さんっていう凄い音楽家がいて、その人の、水の中のマリモが漂っているような音楽がすごく好きで、それと対決した曲です」



「『縁側に腰かけてスイカを食べようよ』っていう曲があるんですけど、うちは両親が亡くなっていなくなっちゃったから、小さい時小学校5年生くらいかな。縁側に皆で並んでスイカを食べるんです。
縁側に腰かけてスイカを食べようよ~お父さんお母さんくみこととみこ♪(妹の名前)…という感じにイントロが出来てどんどん曲が繋がって出来ていくんです」



「言葉は大事だなぁ。言葉は音楽だからね。僕の音楽は全部言葉があります。
『あいたいよ』という曲があって、『風の電話』という副題を付けたんですけど、実は副題を付けるのが嫌いで。
風の電話というのは岩手県の原っぱのひとつ電話ボックスがあって、3.11で亡くなった人の家族が来て、繋がってないんだけど黒い電話で話すっていうシーンがあって。
それが言葉の発祥だなって思ったんです。そのお父さんが家族が全部亡くなっちゃったらしくて、俺は寂しいよ。俺はどうして生きていったら良いか分かんないよって切々と言うんだよ。
それはテレビのドキュメンタリーで見たんですけど……人間が初めて言葉を発した時だなぁってそこからずっと頭にあって、『あいたいよ』=『風の電話』という、ついにやっぱりタイトルを付けてしまったんですけど。
まあ利用したくないんです。でもこれは付けた方が良いなぁってたまには良いだろうと思って。
たまにはってどんどん膨らんでいって良くないだろうけど、これは付けるべきかもしれないなって。
何故かってお父さんの言葉が僕に作らせてくれたから。付けないのも失礼だなぁって思って付けることにして」


「スタジオに入ってお父さんの言葉を、ポーンポーンって思い出しながら弾いたのが『あいたいよ』っていう曲で。
再現するのは不可能で今日はそれを随所におりまぜながらやっていきたいと思います」



「僕は全く楽譜読めませんから。本当に読めないんです。全然必要無いんです。
でも小学校の時は読めたんですよ。遠藤くん指揮振ってって言われるくらい読めてたんです。
今は全く読めない。いつもこれは自慢で言いますけど、中学校の時に選ばれて校歌を作ったり」 



「小原たかしさんっていうピアノの名人がいて、その人がラジオの番組で『あいたいよ』と僕の『カレーライス』も自分で編曲して聴いてくれて。
その番組はずっと前から聴いてたんでいつか番組で弾いてくれたら良いなぁって思ってたら本当にそうなって。すごく嬉しかった」





「大友良英くんが、絵楽譜と言ってるんですけど、彼が「これからエンケンさんの曲が流れるから」って連絡が来て、聴いたら大友くんが「エンケンさんを紅白に出そう!」って朝のラジオ番組で言ってくれて。
相手の人は「はぁ。そうなんですか~」みたいな感じで。やっぱり俺の音楽はそんなもんなんだなって思った。
でも『夢よ叫べ』は皆好きなんです。そんなに普段音楽を聴いてない人との唯一の接点なんだ。
でも嬉しかったね。「エンケンを紅白に出そう!」って1週間くらいラジオでやってくれた」


「両親が生きてる時は、両親の為にって本当にそう思ったの。
両親が亡くなってからは俺の音楽でこの国を変えなくちゃいけないなって思ったの。生意気なんだけど。
でもそれぐらいの人が沢山いた方が良いじゃない。どこかで迎合するんじゃなくて。
迎合してる人はそんないないんじゃないかな。皆俺みたいな考えなんだね。
俺がいなきゃ!って重要なことだよね。俺の音楽の原動力だから。
紅白出てやろうって忘れかけてたら、大友くんがそうやってやってくれてて。とても嬉しかった」





「ピアノもギターと同じように慣れるのに時間が掛かるんだよね。
ここに来てから40分くらい撫でたり触ったりしてやっと慣れてって感じだね」



「『棄てないで』は俺は傑作だと思ってるんだよ」



●世界でいちばん君が好き
●あいたいよ…風の電話…
●初恋のワルツ
●猫のケンカ
●棄てないで
●美しい女
※『あいたいよ』を随所に入れながら


「大友くんがCDの帯にも書いてくれたんだけど「聴いたことのない音だ」って、素晴らしいって書いてくれて嬉しかった」




「半年掛かりで読んでる本があって、宮沢章氏の『資本論を読む』という本を読んでて。
自分と意見がすごく似てて、僕は翻訳ものは全く読まないようにしようと思ってたんだけど、それを見てたら物凄く読みたくなって。
ドイツの東西の壁が崩壊した時に資本論はいらないって知識人が沢山いたから、嫌だなぁって思ってたの。
本は本だし、1円だろうが2円だろうが、貧富の差はあるんだよね。
なんでそんなに簡単に捨てたりするんだろうなって。
LPもあっという間にCDになっちゃったり、この国に似てるなって思ったの」




「もうひとつ並行して読んでるのが、弥生時代と縄文時代のことに書いてあるんだけど、弥生時代の人はこれで縄文時代の人はこれでって区切りは無い。
なんでかって僕はフォークとかロックとかそういう区切りは無いって思ってるから。
フォークっぽいな、ロックっぽいなって意味では僕も使いますけど。
でもクラシックだろうがジャズだろうが、良ければ何でも良いんだよね。
ジャズを聴いて育ったのがカッコイイって思ってる人がいて、それはなんとなく嫌だなぁって思ってます。かえって僕はそういうお父さんのそばで育ちたくないなぁって。
でも星野源氏は良いよね」



「資本論も買って、一応飾ってあって。僕はマルクスが書いた心と触れ合いたいんだよね」



「宮沢章氏はラジオで1回会ったきりなんだけど、言葉がすごく素直なんだよね。それを見て本を読みたくなった。
本を読む時は僕は偉そうでもなんでもない。大菩薩峠でも赤旗新聞でも東京スポーツでも朝日新聞でも、その人の書いた心を読みたい。さっきも言ったけど、言葉は音楽だから」




「エンケンの曲をダウンロードで買えます。エンケンも自分で買ってます。
でも一番買ったのはモーターヘッド。3枚買って。
その為に鍛えようと思ってコンサートもあるしわざと7~8㎞歩いて。
だいたいディスクユニオンがあるところまで歩いてる。
御茶ノ水までは遠いけど、下北沢は僕の庭くらいには思ってて。
歩くと気持ちが良いんだよね。色んな発見があって楽しいなあ。
モーターヘッドをダウンロードして、請求書が2100円くらい来ました」




「なんかの雑誌で話したけど、ボブ・ディランを聴いてて、あっこの人は炬燵が無いなぁって。
この人の生活に炬燵が無いってことは、炬燵の前に座ったミニスカートの女の子もいないし、蜜柑も、炬燵の中に猫もいないなぁって思って。
それは大きなことだなぁと、僕は自分の曲を作ろうと。今でもずっとそう思ってる。
座布団があって、やっぱり炬燵の中に猫がいるのは良いよね。
絶対ボブ・ディランには無い。一生無いんだよ。だからちょっと不幸せだなぁ。
彼には彼の、そういうものがあるから、作ってきたんだとは思いますが」




「『真央ちゃんと妍児ちゃん』っていう曲があるんだけど、スタジオで新聞の写真を見て、可愛いなぁって思って作ったんだよね。
真央ちゃんが与那ちゃんを嬉しそうに見てるんだよね。試合の後で並んでる時の写真なんだけど、すっごく良い顔してるの。
ああ、素直な人は良いなぁって思って。
真央ちゃんも羽生結弦くんも、そっと人の胸に優しく飛び込むんだよね。
会ったことはないけど、でもどこかで俺の曲でやってくれないかなって思いはあるんだよね。
『けんちゃんのピアノ画』で踊ってくれないかなって思いはあるんだよ」



「新転位21っていう山崎哲さんの劇団がたまに曲を使ってくれて。一番使ってほしい劇団なんだよね。知らない間に見に行ったら使ってくれて。
羽生結弦でも、俺の曲使って踊ってくれないかなって。ピアノ曲でも『俺は勝つ』でも。
なんで向こうの曲ばっかり使うのかな。日本には良い曲いっぱいあるのにって思う」



「真央ちゃんは人の胸に飛び込むんだよね。「頑張ってるからよちよちしてね」って。そこがカッコイイんだ。
俺もそうなんだ。好きな人の胸に飛び込んで「よちよち頑張ったね」って。
幾つになっても皆そうなんだよ本当に。
間寛平が言うように、幾つになっても甘えん坊で『幾つになっても甘かぁねえ!』という曲を作ったんだけど」



「真央ちゃんに望むのは、国会議員にはならないでほしいな。
国会議員の睨み役みたいな奴いるじゃん。情けないなって思って。
何の為に国政に参加してるんだろうな。
真央ちゃんにだけはそうなってほしくないな。与那ちゃんを見た時の素直なままで。
まぁそんな馬鹿じゃないよね」




「男も女も好きな人の胸に飛び込みたいんだよね。よちよちってされたいんだよ。
それは幾つになっても変わらない。
それはジジイだろうがババアだろうが幼稚園児だろうが皆そうだよ。
俺はそれで良いと思う。俺はそれしか歌いたくない」

●君にふにゃふにゃ
●踊ろよベイビー




「象形文字は良いなあ。踏み切りなんかでも待ってる間に追いかけたりして。
俺は踏み切り好きなんだよね。向こうの人とこっちの人と物語があるじゃない。「可愛い娘だなぁ」とか「ちょっと病気なのかなぁ」とか「乳母車で子どもが生まれたんだなぁ」とか。
推理をする力がどんどん減っていく……生意気なこと言ったけど、いいや」
何故か途中で投げやりになる



「今日はモーターヘッドに挑戦して…最近ずっと言ってるけど、急に好きになった訳じゃないよ。ずっと好きなんだよ。
でもモーターヘッドと同じようにやらないと「どこが好きなんだよ」って思われるんだろうな。
心を汲み取ってよ!心を汲み取るってのは、言葉の字面と言葉の韻とか…言ってることは一緒なんだから。
潔くそこで立ってやるって気持ちが、例えばウエスタンで…(弾きながら)…のんべんだらりと弾いてるようで、やっぱり心だよね。心が激しい人はカッコイイんだよね。通じるんだよね」



「『東京ワッショイ』出た時にエンケンはパンクになったって言われたけど、昔からパンクなんだよ。ちょうど良い競争相手が出てきたって思ったのがセックス・ピストルズなんだ。
絵柄が違ったり顔の迫力が違ったり、俺はこんな顔だから「迫力が違うよな」って思うんだろうね。
でも目を閉じて聴いて「あっ一緒だ!」って思うような国になってほしいね……またクラシック批判になるから止めとこうかな」


「もうモーツァルトとか聴いてるとムカムカしてくるんだよね。
日本にも良い曲いっぱいあるんだよ!この名誉白人がって思うんだよね。
名誉白人面して何してるんだよ。最下等じゃないか名誉白人なんて喜んでる日本人は。
黄色い猿で結構だよ。何が悪いんだよ。……どんどん過激になっていくから」




●天使の歌

「早いですよ」

「歌ってる時は楽なんだけど、終わった後はちょっと苦しい。精神的な薬だね。だから益々激しくやっていこう」




●44年目のカレーライス
●カレーライス


チューニングが遅くて間を繋ぐ
最近見た映画の中で使われていた音楽が許せなかった、という話



●満足できるかな
●夜汽車のブルース



エンケンさん退場
 

再登場


「田中くんが全部一人でやってるから」と今日のローディーさんを紹介。

「今日も長々と最後までお付きあいありがとうございます。また応援に来て下さい。
飽きたなら捨てて良いです。捨てられないように頑張ります」


●夢よ叫べ


「今夜は寝る時に『けんちゃんのピアノ画』を聴きながら、皆の拍手を思い浮かべながら寝ます。ありがとう」
会場拍手

●真央ちゃんと妍児ちゃん




「またね」


見得を切って退場。


客出しBGM『けんちゃんのピアノ画』


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