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2015.12.05(土)
代官山:晴れたら空に豆まいて
「遠藤賢司vs大槻ケンヂ ~エンケン♡とオーケン♠の「師走の戯れ」~」
  
 前売り券完売で入場するのにも時間が掛かり、会場内は立ち見が出る程の賑わい。
畳敷きの上に座して待機する観客の中を、エンケンさんがスタッフに守られながら
楽屋に向かわれる。
客電が降りて楽しげなBGMが流れ、オーケンさんのご登場。


 
●あのさぁ



「今日はエンケンさんと一緒に出来て光栄に思います。ありがとうございます」

「エンケンさんは中学の頃からアルバムを聴いていて、
 ハッキリとは覚えていないのですがみうらじゅんさんのプロデュースした
 トリビュートアルバムがあって、その中で『不滅の男』を歌わせて頂いてるのですけども」


「当時トリビュートってそんなに無かったんですよ。
 てっきりエンケンさんがいらっしゃるのかなと思って。その場にご年配の方がいらして、
 こちらから挨拶しなければならないのかな?あちらも様子を伺ってるようだし
 怖いな~って思ってたら、その人はエンケンさんじゃなくただそこにいた人だったという」
会場、笑。





40代半ばからギターを始められた、という大槻さん。
「エンケンさんのデビュー40周年記念ライブの時に呼んで頂いて、
 エンケンさんの前でギターを弾くというのはとても大変なことなんですよ!
 大変過ぎるので逆に「まあ、いっか」と思うようになったんですけども。
 しかも山本恭司さんもいらっしゃって、どうすんだコレ?!と・・・」


「終わってからエンケンさんが
「大槻くんギターっていうのはね、コードとかどうでもいいんだ!」
「いや、よくないだろ!」って思ったんですけど」会場、笑。

「そういうんじゃあない。絵を描くように弾くんだ!」
「そうなんだ・・・」と思って。
 分からないながらに弾いてるんですけど絵を描くように頑張ってみようかと思います」




●タンゴ
●香菜、頭をよくしてあげよう


知り合いのミュージシャンにコードを教えてもらって
今まで簡単なアレンジを教えてもらっていたという大槻さん。
筋少メンバーに指摘され、ディミニッシュを用いた奏法での
初めての「正調、香菜、頭をよくしてあげよう」演奏だったとのこと。


このハコはサッポロ極ZEROを置いてる!素晴らしい!とお喜びの大槻さん。
ちゃんと下調べしてるスタッフさん流石です。



「エンケンさんとのエピソードいくつかあって、
 エンケンさんと『不滅の男』を演奏する時に、
 歌詞カードと共にビッシリとエンケンさん直筆で「ここで四股を踏む」とか
 「ここで肛門をギュっと絞る」とか書いてあって、
 怖いな~と思いながら。今回は送られて来なかったなあ」


「エンケンさんの大阪でのライブに呼んで頂いて、
 僕とエンケンさんでWケンヂ、という。
 エンケンさんが「我々はチームだから!(゜ワ゜)」と。

 僕「ハイ。(゜_゜)(棒読み)」



「エンケンさんが「宇宙銃を持つ!(゜ワ゜)」と言われて、

「宇宙銃?!( ; ゜Д゜)」

「宇宙銃?!( ; ゜Д゜)」

「宇宙銃?!( ; ゜Д゜)」                          

 ( ; ゜Д゜) 

「3回聞いたんですよ・・・。丁度マーズアタックという映画が流行ってた時で。
 「宇宙銃を持ってどうするんですか?」と聞いたら
 「ステージで遠藤ミチロウと佐野史郎とみうらじゅんが悪巧みしてるから、
 やっつけにいこう!(゜ワ゜)」っとおっしゃって・・・

 僕「ハイ。(゜_゜)(棒読み)」と・・・そんな寸劇をやりました」




「ある日エンケンさんからMDが封筒で送られてきたんです。
 何かと思ったら「大槻くん、コレは物凄いものだから、聴くべきだ!」と。
 聴いたところなかなか凄いもので。
 ボブ・ディランとかニール・ヤングとか送られてきたと思うでしょ?
 舘ひろしが88年にディスコ調にアレンジしてカヴァーしたという
 『青い山脈』が送られてきたんです」


「今日は音源があるので・・・」と会場に流される青い山脈、大爆笑。


「俺にもハァア~~~アア~~ン♪を入れろ、ということなのか
 あるいはチョッパーベースを入れろということなのか分からないんですけれども・・・
 ありがたく聴かせて頂いた思い出があります。
 今日はどこでハァ~~ン♪が出るのか?!」



●おやすみ-END
●Fly Me to the Moon



●日本印度化計画

「コード進行が分かんないんですよ~ロックンロールのコード進行が分からなくて、
 今日エンケンさんに聞こうかと思ってたんですけど・・・エンケンさんに聞くのもなあ;」

 何回も歌っていい加減飽きている上に 今日も仕上がってない、という
「プロのこんな様子が見られるのはオーケンだけ!」なグダグダな 笑いと
コール&レスポンスで盛り上げる。



●踊るダメ人間
●GURU
●ONLY YOU



オーケンさん退場され、客電がついて休憩。
ステージには幕代わりにスクリーンを降ろし、後ろで転換作業。
会場内は椅子無しで畳敷きの上に座るので、休憩中は隙間無くみっちり埋まった場内で
トイレまで移動するだけでも大変な状況。

客電がゆっくりとスクリーンが上がりその向こうには、
ステージ中央で座り、ギターを抱いたエンケンさんのご登場。




●君にふにゃふにゃ





「簡略化された象形文字、つまり漢字と漢字の中を取り持つ平仮名と片仮名と、
 漢字で歌いかつ引っ掻き叩く、言音一致の純音楽家、オーケンより年上のエンケンです。
 言わば裏ケンです」



「なんでもタダで頂けるんだと、来年僕は69という数字を貰います。
 それを記念してというわけではありませんが、
 ディスクユニオンから遠藤賢司実況録音大全第四巻が出ます。
 1万5千円。是非お買い上げ下さい。10枚組です。
 1992~1994年までを集めた、前の3巻までは10年ごとに区切ったのですが、
 余りにも出来が良いので」


「付録にDVDがついてて、本編にもDVDがついてて
 お客さんの顔も沢山映ってて。何しろ自分で凄いなあと思いました。
 今拍手した人は必ずお買い上げ下さい」
会場笑いと拍手。




「オーケンくんもそうだけど、もっと売れてもいいのになあと
 つくづくそう思います思いませんか?
 オーケンくんはソロになってから、特に今日はあの手この手で攻めてましたね~!」



「宇宙防衛軍ごっこの被害者は沢山います。佐野史郎にミチロウにオーケンくん・・・
 他にもレベッカのNOKKOちゃんも。あちこちに被害者がいます。
 なんでなんで?と言いながらゴミ袋を被って登場してくれた人もいます」


「宇宙防衛軍は、こっちが正しければあっちも正しくて、
 例えばブラックホールを潜り抜ければ悪人がいるんじゃなくて、
 向こうから見ればこっちが悪人だったりするという世界を描きたかっただけです」


「日本印度化計画。僕にはカレーライスという曲がありますけど、
 日本印度化計画で僕はハーモニカを吹きたかったんですけど、
 今日は吹くことが出来ませんでした。また機会があれば必ず」




●カレーライス

●44年目のカレーライス

そういえば日本印度化計画とオーケンさんとも密かにカレー繋がりのイベント。
是非オーケンさんとカレーライス対決を実現してほしい。
今回エンケンさんは新旧カレーライス対決で己との戦いのみに集中。




「オーケンくんは前に一緒にやった時より格段と、
 僕は前に言ったこと忘れていたのですが、
 絵を描くように一つ一つ大槻君の音と言葉が一致してるような感じがしました。
 大槻ケンヂくんに盛大な拍手を!」会場、拍手。




「僕は一人で、特撮に負けないハードロックを一人でやろうと思って。
 昔から、特撮だけじゃない。
 日本の音楽家は凄いんだよ。
 例えば俺と外人の誰か、が同じ力量だったとする。同じくらい好きだったとする。
 容貌も含めて多分その人が何かで語る時には俺よりも向こうの人を語るんだね。
 そういう国ってやだなあ。
 俺の血に近い君は、向こうの血よりも俺を褒めろ、と思うんだよ。
 この国にとって大事なことだと思う」




「東京ワッショイ、宇宙防衛軍を作った時に、アイツは右翼だ!とか言われて、
 コイツは馬鹿だなと思った。ワッシィって言葉がなんで右翼なんだ?
 「右翼っぽいな」って言葉が日本を駄目にしてる。
 右翼も左翼も全部自分の中にある。
 それをバランス取って生きられない国は俺は終わりだと思ってる。
 ただ形だけの国だよね。同じ力量だったら俺を褒めろよ!そう思わない?」
会場、拍手。




 「向こうの人が俺より優れていたとする。俺は全然思わないけど。
 なんとかさんに負けてるとか全然思わない。
 その人は俺の『カレーライス』は歌えないだろう!
 『君にふにゃふにゃ』なんて歌えないだろう。
 そう思って俺は象形文字で歌ってるんだよ」




「最近はクラシックの奴が来るから頭来るんだよな。日本を舐めてるな。
 呼ぶほうが悪いんだけど。
 日本にもクラシック・交響曲書いてる良い人いっぱいいるんだよ。
 聴かないんだよ。そういう国は滅びた方が良いのかもしれない。
 自分の血を信じてない。向こうの人のなりたいんだよね。そういう国はいやだな」




「デモに行くって。行ったって良いんだよ。
 でも俺は世界中の一人一人の苦しみを請け負うわけにはいかないんだよね。
 俺は自分を食わせて自分を元気付けて生きる。それしかない。
 そしたら誰かが元気になる。俺は3.11の時それを決心したんだ」



「デモに行けなくたって全然気にすることない。
 デモに行ってラーメン屋に並ぶように、
 向こうからこっちを偉そうに見るなって時々思う。
 行きたいんだったら敵は分かってるんだから行ってこい!
 昔から、学生運動の頃からそうなんだ。
 恐いもんだからこっちに振り向くなって言ってるんだ。
 行けない恥をこっちに向けるな。
 俺もデモ行ったことあるよ。
 でも皆さんが本当に行きたかったら行けば良いし、俺は行ってる暇がねえんだ。
 自分の音楽をずっと作ってるから」
 
 
  

  
  
●天使の歌
 
「レコード買って欲しいんだよ。1曲も手を抜いてないから。
 自分の為に自分がこういう音楽を聴きたいって思ってずっとやってきたんだ」


「モーターヘッドのレミーが好きだ。
 「こんなに出来るぞ。どうだテメェら!!って頑張って歌ってる奴が好き。
 可愛いから。俺が可愛いかどうかしらんが、
 自分で俺は可愛いなあと思って歌ってる曲をやります」
 
 
近年のライブで最も激しい曲。
一生懸命頑張る=可愛い、という言葉にエンケンさんの大きな人間愛を感じる。
自分で自分を裏切らない為に過剰な程の一生懸命さで歌う。


 
 
●小さな日傘と大きな日傘

「こっちでやります」と言ってピアノの前に移動。
演奏前後に作品解説。毎回違う演奏を見せるがエンケンさんの中で
「この音が娘で、この音がお母さん」と構成に拘りがある。 

巨大な猛獣を調教するように上半身全体を駆使し
鍵盤の端から端までをグアングアン叩いたかと思うと、
優しく諭すようにポツリポツリ弾き語ったり、
たった1曲の中に盛り込まれる表現力の振り幅が広過ぎる。




 
●踊ろよベイビー

ステージ中央に戻って生ギターの弾き語り。




「enken.comを見て下さい。facebookもありますけど、
 僕はまったくタッチしてないので返事は出来ませんが見てやって下さい。
 ブログで墓場の猫村シリーズをちょこちょこ書いたりしてますんで」


「墓場の猫村のスターはみいこちゃんという猫なんですけど、
 昔は沢山いたのに二匹だけになっちゃって。寂しい。
 前は3年間3匹ずつみいこちゃんが子どもを産んでもう毎日ブログが大変で!
 みいこちゃんの子どものドキ子ってのがいて、
 みいこちゃんと2匹しかいなくなっちゃった。みんなどこ行ったんだろう」




「オーケンの小説で1番好きなのが、タイトル忘れたんだけど
 一人で空を見上げてたら飛行機雲が飛んだ、というシーンが好きで。
 でもステージで歌うオーケンは音楽家だから。
 そこで小説家だと思わずにこれからも俺と対決してほしい」



「今日来たお客さんたち、なんか可愛いね。
 なんか素直だね。Wケンヂだからかな。共通点があるような気がするんだ。
 半分くらいは何言ってんだって思ってるとは思うけど。
 俺は音楽家だから年齢関係なく聴いてる人にもやっていくしかないんだよね。
 つまり何かを背負って生きていたくないんだ。
 言音一致の純音楽家エンケンです。よろしくお願いします」
会場、拍手。




 ●夜汽車のブルース

喉も裂けよと口から内臓が飛び出てきそうな歌唱。
本編最後の1曲、予定調和のアンコールなど考慮せず
これでライブ終了しても良いとばかりに残された体力を
全部使い切る勢いで演奏する。



拍手喝采の中、エンケンさんフラフラで退場。

拍手鳴りやまずエンケンさん再登場。
「オーケン!」とエンケンさんに呼ばれるもなかなか出てこないオーケンさん。



大「いや~エンケンさんが余りにも凄すぎて・・・クラクラしちゃって。
  青い山脈でハァ~~ン♪やるのでお楽しみに!って言ったのに忘れちゃった」
遠「じゃあ次の曲(不滅の男)で」
大「いやいや!(汗)」

遠「俺なんでも好きなんだ。綺麗なものなんでも好き(゜ワ゜)」
大「ハイ・・・そうッスね・・・(急にナニを言い出すんだと気の無い返事)(゜_゜)」
遠「女の子は良いよね(゜ワ゜)」
大「ハイ!そうですね!(気持ちの入った返事)(゜ワ゜)」
遠「女の子がいないと生きていけないね(゜ワ゜)」
大「そうッスね!(゜ワ゜)」



大「ピアノやるんですね。ビックリしちゃった。素敵でした」
遠「ありがとう」

大「色んな人とやらせて頂いてて、あの人はこうくるだろうとか気になるんですけど、
  エンケンさんくらいになるともう、どうせ、いいやって。
  全然、素直な気持ちで出れて嬉しいです」
遠「お世辞じゃなくて3年前よりずっとギター良くなったよ」
大「先月デミニッシュを覚えた人間ですよ?!」
遠「俺もよく知らないよ。俺はやっぱり絵を描くように弾いてるから。
  ピアノもそうなんだ。絵には言葉があるじゃない。それを絵にして。
  ピアノはこう、弾くじゃない(両手を大きく広げて)コレが気持ち良いんだ!」
大「手が!(同じように手を広げて)」
遠「ギターもこう、(アップストローク後、上に高く腕を上げて)弾くじゃない。
  宇宙を引っ掻くんだよ!宇宙防衛軍としては!」



大「楽屋でエンケンさんの演奏聴いていて、
  来年俺は色んな人の弾き語り見に行こうかなって思いました」
遠「例えばどんな人?」
大「ミチロウさん久々に見たいです」
遠「今度山梨で一緒にやるよ。桜座っていう良いところだよ。 
  田中 泯さんが土間に水をやって鍛え育ててる劇場があって。物凄く音が良い。
  木と土だけだからすごく響きが良い。ここも舞台が木だから良い音だね」
大「良いハコです」
遠「チョコを作ってくれたりね。前はエンケン煎餅作ってくれた」

今回は前売り券にお土産にデコチョコが付いていた。
 

大「来年でお幾つになられるのですか?」
遠「俺?シックスナインだね!」
大「うわ~お!いきなりブッ込んできますねw」
遠「69ってタイトルのアルバム作りたいなって思ってる」
大「再来年は古希ってヤツですか?!」
遠「体力的にはギリギリです」
大「ギリギリですがいきましょう!」
遠「不滅のwケンヂです!!!!」




●不滅の男

1番をエンケンさん2番をオーケンさんが歌唱。
名乗りパートでようやくオーケンさん「アハァハハ~~ン♪」を披露。
エンケンさんは「不滅のWケンヂだあ~~~~ッ!!!!!」と絶唱。
定番の四股踏みパフォーマンスはオーケンさんがエンケンさんのタイミングを
見計らいながら「こ・・・こうかな?コレに何の意味が」みたいに首を傾げつつ
気を使いながら披露。
かなり年上のエンケンさんの方が脚が高く上がってる(笑)


拍手喝采に包まれ「また来いよ!」「1万5千円だぞ~~!!!!」の言葉を残して
両者ご退場。

拍手鳴りやまずアンコール2回目。
エンケンさんオーケンさん再登場するも「ありがとう!」と手を振って幕。
夢よ叫べを演奏しないなんて珍しい。楽しい余韻に包まれてライブ終了。

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