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★9月16日(水)京都「拾得」
 9月17日(木)大阪「ファンダンゴ」
   
開演に先立って会場スタッフから諸注意の後、
NHK朝ドラマ「あまちゃん」のテーマソングが場内に流れ
観客は手拍子でエンケンさんご登場を待つ。
2階の楽屋から降りてきたエンケンさんの姿に大きな歓声で迎える。
手拍子で盛り上がる観客を見てエンケンさん嬉しそうな笑顔でステージに上がる。




●不滅の男

あまちゃんBGMの音量が下がり切らないうちにガンガンと弾き始める。
一頻り歌い、名乗りを高らかに上げた後、
ハーモニカを吹きながら3本指を立ててワッショイサインをビシッとキメる。
手拍子で盛り上がるも歌が始まれば聴き入って静かになっていた場内も、
その雄大な姿に拍手が沸き上がる。





●ほんとだよ

「ギターで初めて作った曲です」





●猫が眠ってる

「その次作ったのがこの曲です。
武満徹の『ノーベンバー・ステップ』を聴きながらお昼寝をしていたら、
ウチのたまか、みいこが縁側でお昼寝をしていました。
僕は2階に布団を敷いてお昼寝をしていました」






「沢山拍手ありがとう。嬉しいです」
「ナニを話そうかな~」とバインダーに貼り付けたメモを確認する。
コピー用紙いっぱいにビッチリ語りたいことが書かれてある。



「歴史と共に簡略化された象形文字、つまり漢字と平仮名と片仮名と。
この言音を引っ掻き叩き転びつ起きつ、歌う。
言音一致の純音楽家・エンケンです」


「青空は青空です。道は道。男は雄、女は雌。
ブルースカイもストリートもパフォーマンスもアートも
ただのぼんやり言葉です。 何と言っても象形文字です」


「今夜も私は頭の中の絵を音と言葉で一致させて歌い、
僕の絵をこの十三のファンダンゴ館内いっぱいに絵を描きます。
僕だけの絵が皆様に見えましたなら拍手喝采をお願いします」


あらかじめ用意していたMCを朗々と読み上げ、観客は拍手で応える。





「あまちゃんの曲で入ってきたけど、皆が手拍子してくれて嬉しかったよ。
ありがとう。別に俺が 作った曲じゃないけど。大友良英くんが作ったんだけど」


「8月1日にミチロウと吉祥寺でコンサートをやって、
その次に日の朝に岩手県の久慈市で行われたあまちゃんコンサートを見に行った。
その前に小袖海岸で素潜りをしているのを見に行って海女クラブへ行ったり
まめぶを食べたり、夜はあまちゃん楽団を見て」


「大友君も親しいので、別に誘われたわけじゃないけど
行くかもしれない、と言って。
たまたま俺が取ってたホテルに同宿してたみたいで。
俺がホテルに入る時に玄関でバタっと会ってしまってバレちゃって」


「良いコンサートだったんだよね。
気取ったクラシックの楽団よりも全然好きで。
ひとつひとつ丁寧にやってて良い音を出してて。
大友君のエレキとかわいしのぶ君のベースが楽団を挟んで
素晴らしいコンサートだった」



「うちの親父は宮城県の栗原郡栗駒町っていうところで生まれて
1回行ったことがあって、そのあまちゃんを岩手で見て宮城県に行って
親父の出生地を探って前にローディーをやってた早健が車が無いと大変だからって
連れてってくれて」


「あまちゃんの曲本当に名曲だよね。
コンサートの夜打ち上げに参加させてもらって、
出演してた全員にサインを貰って家にとってあります。
良い音聴くとやっぱり得したなと思うね」


「余り外国の曲は聴かないようにしてる。
聴かないようにっていうか、冷たくて嫌なんだよね。面白くない。
やっぱり出てくる風景が近いほうがいいなあと思って。
だからあまちゃんの曲は名曲だと思う」


「今再放送で2回目を見てるんだけど、脚本も演出も、
でも何と言っても凄いのは能年 玲奈ちゃんの三船 敏郎ばりの
自分自身を演じる力ってのは凄いな!
俺はそれしか人に見せる時は必要無いと思ってる。俺もそうなんだ。
だから能年 玲奈は凄い役者だなと思ってます。
自分自身を演じるのが一番難しいからね。
でも皆は簡単そうだと思うけど、実は三船 敏郎とかああいう人達は
ずっとそのままドンといられてずっと食べていけるんだから凄い力なんだよ。
俺も頑張ろうと思いました」





●44年目のカレーライス






新譜・草月ホールでのライブ版とオリジナルアルバム「恋の歌」について、
用意してきたメモを読み上げる。


「全演奏余すところ無く全24曲、恋の歌は全10曲。
いずれも人間・エンケンの137億年分の全ゲノムより抽出したひと滴またひと滴、
24滴と10滴。それはまた同じく人間、貴方の24滴と10滴です。
何が嬉しくて悲しくて、人間137億年分の盆踊り。
全曲明快死ぬほど悩み抜いた全曲名曲です。買って下さい!」


「俺ほど買って下さいっていう人もいないだろうね。でも良いんだよそれで。
自信が無かったら出しません。
僕は1枚1枚レコードを出しながら、ひそひそと生きています」






「僕はいつも言ってますけど、独りでハードロックをやりたい。
ハードロックというのは人の心を打つということなんですけど。
44年目のカレーライスみたいな優しい歌でも人の心を打つという意味では
ハードロックです」


「僕はジューダス・プリーストも好きだし見たこともあるし、
形としてのハードロックとしては物凄く好きで。
見てると一生懸命で気持ちが良いんだよね。俺はここまで声が出せるぞ~!みたいに。
その張り切りがすごく好きです。
それに対して観客がおお~!!って応えるじゃない。プロレスの世界にも近い。
プロレスも皆凄いね。カッコイイね」


「何しろ一人でハードロックをやってやろうと思って。
ドラムもベースも一人で表してやろうと思って。
目標はモーターヘッドのレミーなんですけど。目標と言うか宿敵がね」






●天使の歌

「俺の中での一番新しいハードロックです。その内バンドでもやってみたい」


「ハードロックだったでしょ?」会場、拍手。
「レミーと対決したいな。歳はあっちの方がお兄さんだったハズ。」




「高校生の短距離走者でサニブラウン・アブデル・ハキームという
選手がいますけど、アブデルが司どるで、ハキームが賢こいという意味らしくて。
私はこれから遠い藤の、アブデル・ハキームです。よろしく!
縁もゆかりも無いんだけど、アフリカの言葉ってどっかで繋がってる。
ジョージとかいうのよりカッコイイじゃない。
僕は今度からアブデル・ハキームと名乗ります」
会場、笑。





「昔、音楽をやめようと思って。言いたいことが無くなったなあと思って。
その時に日本の文学のリズムを自分の中に取り戻そう、
取り戻してもう一回曲を作ろうと思って。
図書館で片っ端から読んでやろうと決心した位、沢山読みました。
長編三部作を作って。
(輪島の瞳・俺は寂しくなんかない・史上最長寿のロックンローラー)
あとはラーメンライスで乾杯という歌を作りました。
長編なんだけど短編に纏めて、輪島の瞳は40分くらいありますから。
沢山読んで良かったなあと思います」



「最近凄く良い文章だなあと思うのが山田風太郎。凄く好き。
文章が全部、骨なんだよね!くのいち忍法も全部、骨!
もう一回読みたいってなかなか無いんだけど、読みたくなるんだよ。
読むとまた発見があるんだよ。
クドカンのあまちゃんもそうだけど命がけで作ってるんだよね。俺もそうだけど。
俺が良いなあと思うのは命がけで作ってる」



「最近映画で良かったのがマッド・マックスで。
昔輪島の瞳で「ワンスアポンナタアイム」ってイントロに使った。
新しいマッドマックスは素晴らしいな」



「俺は生ギター一本で全ての絵を表現してやろうと思ってるんだけど、
これは創造の原点だと思ってるんだけど、
多分マッドマックスは人間が始めて映画を映した時に無声の映画なんだけど
皆がおお~ってどよめく絵を、感動するような絵を作りたかったと思うんだよね。
特撮も無くて、コンピューターで操作することも無くて凄く良い場面沢山ある。
映画の原点を見たなあ。凄い監督だなあと思いました」



「今年一番だと思ったんだけどもっと凄いのは
園子温監督の『ラブ&ピース』が良かった。
音楽も脚本も特撮も活かしてちゃんと、俺の日本人の血に近い
『ラブ&ピースが今年一番だなと思いました。」



「園子温の奥さんにジャケットに出演してもらって、
それが縁で知り合ったんだけど、僕のコンサートを見に来てくれて
天地がひっくり返るほどビックリしてくれたらしくて僕を好きになってくれて」


「それで映画に出てくれないかって。『ひそひそ星』という作品なんだけど、
これに出てくれませんかって絵コンテを見せてくれた。
すっごい綺麗な絵なんだよ。1つ1つの場面が研ぎ澄まされていて凄い。
福島で映画を撮ったんだけどその時に一番放射線量が多い線路の上に立って
亀に話しかけたりするシーンがあって。
『ラブ&ピース』に出てくる亀はその亀だって事が分かって僕は凄く嬉しかった。
試写会がこの前あって、凄く良くて。白黒でほとんど音楽も無くて。
来年公開しますので、観て下さい」




声の出も調子が良く、饒舌なエンケンさん。
会場の反応も良くてつい喋りすぎてしまったか。でもまだまだ話し足りなさそう。
以降は7曲連続MC無し、休み無しでの怒涛の独りハードロック展開!



●ラーメンライスで乾杯



●フォロパジャクエンNo.1



●東京ワッショイ



●君にふにゃふにゃ




●踊ろよベイビー




●満足できるかな





●夜汽車のブルース




ここで止めたら男が廃るとばかりにハードな選曲を歌い切った。
2階の楽屋までの階段をフラフラの体で登り切るのを見守る観客達。
アンコールを催促する手拍子鳴り止まず、エンケンさん再登場。




●夢よ叫べ

大盛り上がりだった場内がエンケンさんが正面向いて立ってギターを抱えると
水を打ったように静かになる。
ファンダンゴのステージは高さが低く目で、観客と目線を合わせやすい。
時々優しく微笑みながら会場の端から端まで一人一人の目を見ながら歌う。
ラストの絶叫大回転はゆっくりとぐるぐる2回転を決めた!!!!

最後の最後の1音が空気に溶けて無くなるのを確認し、
「最後まで聴いてくれてありがとう」というように頷く。
静かな空気が弾けるように拍手喝采が巻き起こる。

ギターを担いで大見得を切りながら、のっしのっしと退場する。
今日はいい日みたいが流れてライブは無事に終了。


ライブ後には物販購入者向けにとサイン会開催。
※「小さな日傘と大きな日傘」(ピアノ演奏)は京都でのみ。

















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