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■9月20日(日) 東京・渋谷:クラブクアトロ 「祝デビュー四拾周年 第二回 エンケン純音楽祭り」
【出演】 遠藤賢司バンド(遠藤賢司[Vo][G]、湯川トーベン[B]、石塚俊明[Dr])、頭脳警察(PANTA & TOSHI + 菊池琢己)、ZAZEN BOYS


ほぼ7時になると同時にエンケンさんご登場。
初日も凄まじかったが、2日目も初っ端から気合が尋常じゃない。
一曲目から爆演の【夜汽車のブルース】
途中で弦が切れたがギターを取り換えて演奏を続けた。
勿論、ギターを取り換えている間、ハーモニカで繋いでいる。決して演奏は途切れない。
 

「来てくれてありがとう、エンケンです。」会場、拍手と歓声。
「昔から聴いてくれてる人には『遠藤賢司』と呼ばないと分からないかもしれませんが、今、若い人達からは『エンケン』と呼ばれています。よろしくお願いします。
泉谷しげるは私のことを『ビジュアル系アラ還(暦)』と言ってました」会場、笑。
 

先程と同じ演奏者とは思えない位、優しく温かく穏やかな【僕は涙がこぼれて落ちた】

そしてまた激しく【おぉい!みんな!】
ギターネックが折れるんじゃないかと思っていたら、歌い始めて間もなく弦が切れてギター交換。
「ぶっ殺してやる!!」と鬼の形相で叫んでの大爆発。
息を撒いてステージを後にする。アコースティック弾き語り独演編、終了。


ZAZEN BOYZ 、頭脳警察の後にエンケン、エレキ編開始。
「ビートルズをぶっとばせ!」エレキの弾き語りをした後、ドラムソロとギターソロを1人で同時に披露。
「僕はレコードデビュー40周年。頭脳警察も40周年。
でも僕はレコードデビュー40周年なんで、彼より2年先輩です!」会場、笑いと歓声。
 
「パンタも昨日出た泉谷もみんなも、大地に足が生えたようなしっかりとした音と言葉で。
ZAZEN BOYZも筑紫川の川面を渡るような音が聴こえてきて、僕は大好きです。」

「俺が40周年、トーベンが36周年、パンタが40周年。 ZAZEN BOYZが3年ということで、合わせて119周年です!!」
「40年のうち半分を支えてくれましたトシは、今日何故か頭脳警察で頑張っていました。
何の断りも無く使われていました。
トシはコーラスまでやらされてました!!」会場、爆笑と歓声の中、トシさんご登場。
「世界の太鼓叩きNO.1です!!」
 
「そして、ベーシストNO.1!湯川トーベン!湯川潮音のパパです!!」
トーベンさんもご登場。

いつものメモをみながらのMC。
「政治は金と心の鬩ぎ合いです。俺たちの借金にまみれた清き一票じゃなくて、政治家の顔面を札束で叩くように票を投じれば良いと思います。
でも民主党も当たり前のように腐ってくると思います。日本もようやく独立・開国したんだなあと思いました。」

「薬害肝炎の・・・福田衣里子さんの笑顔は美しかったね。日本はまだ捨てたもんじゃないな、と思いました」
会場、拍手。


ここからエンケンバンド怒涛の演奏開始。
終盤の「湯川トーベンです!」「トシです!」
「遠からん者は 音にも聞け
近くばよって 目にも見よ
我こそは 千代に 八千代に 我が代の男
姓は遠藤 名は賢司 人呼んで 天下御免の純音楽家. エンケン なるぞ!
して、デビュー40周年それがどうした!!君にふにゃふにゃ!!」
と四股踏みも圧巻の【不滅の男】
 
「今日は40周年の記念だから、男からの声援も受け付けます。」
ここで男性からの「うおーエンケーン!!」という野太い声援が沢山!クールにキメたエンケンさん。
だが、男からの声援が治まったあたりに負けじと女性からの可愛い「エンケーン!」という声援に、
「はいはーい♪」と急に態度を変えて満面の笑顔!
次の男性からの声援はスルーされました。笑
 

「高速道路の無料化、大いに結構。だってツアー出るの大変だもん。という話題から、物販を買っていけ、という話に。
ちなみに荒井良二さんのイラスト入りTシャツが新発売でした。
 
【荒野の狼】 【君にふにゃふにゃ】 【フォロパジャクエンNo.1】で怒涛の本編終了。

会場ワッショールコールと手拍子。 ピッピッと笛を吹きながらトーベンさんとトシさん再登場。
トシさんトーベンさんの演奏最中に、エンケンさん再登場から、アンコール 【東京ワッショイ】
 大地を揺るがすようなドラムソロ、ベースソロ。そしてエンケンさんアンプ横倒し馬乗り黒グレッチ掻き毟りの鼓膜が破れそうな攻撃的ハウリング。
いつのまにかPANTAさん菊池琢己さん、そしてバケツを叩きながら向井秀徳さんもステージにご登場。
フロアーと嵐のようなワッショイコール&レスポンスを繰り広げた。
最後に「ワッショイ!!」の締めで演奏終了。

会場内暗転。 興奮冷めやらずに歓声と手拍子が止まず、エンケンさん再々登場。
静かに【夢よ叫べ】終盤の三回転しながらのロングトーンシャウトは圧巻!!


歌い終わり、いつもの見得切りで退場・・・かと思いきやふいに、 【僕の音楽は本当にいいの】のCD音源が流れる。
思いつめた表情でステージ上に震えながら佇むエンケンさん。
ハーモニカソロ部分が始まるとハーモニカを吹き始め、フロアーに降りてびっしり人で埋まった会場内を暫く練り歩いた。
ステージに戻りギターを背負い見得を切り・・・会場にある大きな柱で後ろの観客には見えなかったかもしれない。
じ・・・っと、背中越しにこちらに視線を送り一人たたずむエンケン。
孤独な純音楽の道を歩んで行かんとする男の後姿を残し、純音楽祭り終了。
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遠藤賢司ファンサイト【純音楽錦模様】
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